普通二輪の概要
普通自動二輪車とは、道路交通法ではエンジンの総排気量が50㏄超、400㏄以下の二輪自動車を指します。主に街なかを走っているオートバイの中で、ちょっと小さいけど原動機付自転車(以下:原付)より大きなものをイメージするとよいでしょう。
普通二輪免許では普通自動二輪車、原付、小型特殊自動車を運転できますが、MT免許とAT車限定免許があります(詳細は「ATとMTの違い」を参照)。また、小型二輪(エンジンの総排気量が50㏄超125cc以下※)限定免許もあります。ちなみに限定のないものは小型二輪限定免許と比較して、「中型二輪免許(免許)」と呼ばれることもあります。
※このようなバイクは、車両交通法のために維持費が楽(車検不要・税金が安い)というメリットと、道路交通法上で高速道路を走行できないなどのデメリットもあります。
入校資格
年齢 | 原則として16歳以上 |
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免許経歴 | 必要なし |
視力 | 両眼で0.7以上、かつ片眼で0.3以上 片眼の視力が0.3に満たない場合は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上。 |
色別 | 赤色・青色・黄色の識別ができる |
聴力 | 聴覚に障がいをお持ちの方は事前に要相談 |
バイクの免許を合宿で取るメリット
二輪免許を合宿免許で取得する最大のメリットは、早く教習所を卒業できることです。所持免許なしで最短8泊9日と、1週間半ほどあれば取得することができます。
特に、春休みや夏休みは、バイクの教習も混み合い、教習の予約が取れにくく、教習期間が週単位で延びがちになりますが、スケジュールの決まっている合宿免許なら教習所卒業までのスピードが段違いになることでしょう。
さらに、教習に必要な日数が短いので、合宿のためにまとめてとるべき期間が短くなるのも嬉しいところです。特に、ゴールデンウィークや冬休み(年末年始※1)といった短めの休暇を利用して受けることもできるので、特に学生の方にとっては合宿のチャンスが多くなるのです。
また、「8泊9日」で習得できるのか不安な方もいると思いますが、実は習得しやすさの面でも、二輪教習は短期集中の合宿のほうが有利になります。バイクの運転は、普通車の運転に比べて体全体を使うため、身体の感覚で慣れるということがより大事になります。このため、短い期間に集中して教習する合宿免許では、多くの場合連日感覚を忘れないうちに教習できますので、運転技術が習得しやすくなります。最短で卒業できる確率は一概には言えませんが、この有利な点を活かせれば、最短で卒業し、運転技術を身に着けることができています。
料金に関しては、春休みや夏休みでは通学の料金と変わらない入校日やプランもありますが、ゴールデンウィークや冬休みになると、通学よりも安くなります。
具体的な相場の目安としては、MTの相部屋・3食付プランにおいて、一番高い期間で税込14万円台になりますが、安い期間で税込11~12万円台になります。これがAT車になると、税込5500~11000円ほど安くなります。
それでも、宿泊費なども含めた費用になりますので、どの期間もリーズナブルな値段にはなります。安くなる理由については、他の車種と同じく、教習予約の管理に対するコストが削減されている点があげられています。
二輪教習も、普通車と同じく春・夏休みに混雑するので、その期間以外の入校者を増やしたいため、より安い期間が出てくるのです。「教習所ナビ」では、安く入校したい方のために、二輪の格安なプランをまとめた「激安・格安情報」ページをご用意しています。
通学と比べてどの点がメリットになるかは、「よくある質問・通学と合宿で迷っています。」もご覧ください。
※1一部の教習所ではこの期間に取り扱いがない所もあります。
最安・最短で取得できる人気プラン
所持免許 | 料金(シングル3食付) | ||
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なし | 税込\138,600 | 税別\126,000 | 最短日数:8泊9日 |
普通車 | 税込\124,300 | 税別\113,000 | 最短日数:7泊8日 |
※冬季は雪の都合上教習は行っておりません
大規模な校舎や広々とした二輪車専用教習コースなど、運転に必要な知識・技術が身に着きやすい充実の教習環境が自慢です!
また、二輪教習を行う教習所の中でも、様々な料金サービスがあるのも嬉しいところ♪交通費が他の学校の二輪プランに比べて多く支給されたり、26歳以上の保証が充実したり(税込¥22,000支払えば原則卒業まで保証)と、珍しい学校の一つです。
所持免許 | 料金(相部屋3食付)※03/24~の最安料金 | ||
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なし | 税込\122,100 | 税別\111,000 | 最短日数:8泊9日 |
※普通車所持はお問合せください
※その他期間はお問合せください
静岡県セイブ自動車学校の魅力は安さとアクセス!相部屋でもこの値段ですが、同じ宿舎のシングルプランを相部屋の税込料金+¥5,500追加で利用可能♪他にも、ご希望のグレードに合わせて様々な宿泊プランを用意しています。
アクセスの面では、東京や新大阪から新幹線1本で行けるから乗り換えがなくて楽々!交通費は復路分支給されます。
所持免許 | 料金(相部屋3食付)※01/21まで・04/02以降の最安料金 | ||
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なし | 税込¥115,500 | 税別¥105,000 | 最短日数:8泊9日 |
※普通車所持はお問合せください
※その他期間はお問合せください
ドライビング・スクール かいなんは大阪市からJR特急で1時間の好アクセス!
学校設備面では、寮・教室・コースが同じ敷地内だから行き来しやすいのが嬉しいところ♪さらに、敷地内は全面禁煙になっているのをはじめとして、きれいで過ごしやすい環境づくりが進んでいます。
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ATとMTの違い
基本的には、普通車と同じく、MTは変速のためのギアチェンジを運転者が行い、ATは変速が自動になります。ただ、運転感覚に関わる部分で大きな違いがあります。
バイクでは、MT車のほとんどが車体にまたがって乗るタイプになります。このタイプでは、膝でエンジンタンクを挟む形でまたがり、右足で後輪ブレーキ、左足でギアチェンジ、右手でアクセルと前輪ブレーキ、左手でクラッチを操作します。
いっぽうAT車の大半は、座席に腰掛けるタイプ(スクーター型)になります。このタイプでは、背筋を伸ばして座席に深く腰掛け、両足は床型のステップに収め、右手でアクセルと前輪ブレーキ、左手で後輪ブレーキを操作します。2つのブレーキは、同時に操作するのが基本になります。
その違いの結果、車体構造によってライディングポジションと重心のかけ方(MTは太ももまで、ATは上半身だけで操作)、そして加減速に関する操作方法が異なります。さらに、AT車はMT車よりアクセル操作が難しく、低速走行や急発進に気をつけなければならなくなります。
MT車もAT車も、運転感覚を全身で覚える必要があります。だからこそ、忘れないうちに連続して教習を受講するのが有利になるのです。
免許交付までの流れ(合宿→学科試験→免許交付)
ここでは、普通二輪MT受講・所持免許なし(または原付免許所持)の方の場合を紹介します。
1.入校直後
入校説明・適性検査・先行学科授業(1時限)が行われます。適性検査に引っかかると入校できなくなりますので、入校条件を事前に確認し、メガネなど必要なものは入校前に用意しましょう。
2.第一段階
基本的な運転操作や交通ルールを学ぶため、学科教習(9時限)と所内の技能教習 (9時限※)を受けます。
技能教習のみきわめと学科教習の効果測定(テスト)に合格したら、下の3.に進みます。
※一日に受けられるのは2時限までとなり、全部受けきるには4日はかかります。
3. 第二段階
実際の運転に関わる知識や、実際に近い状況下の運転を学ぶため、学科教習(16時限)と所内の技能教習 (10時限※)を受けます。
技能教習のみきわめと学科教習の効果測定(テスト)に合格したら、下の4.に進みます。
※一日に受けられるのは3時限までとなり、全部受けきるには4日はかかります。
4.卒業検定~卒業
所内で行われる技能教習の試験です。難関なルート(クランク・スラロームなど)もありますが、運転の慣れを活かし、落ち着いて挑むとよいでしょう。ここで70点以上取得すれば合格となり、教習所卒業(証書※が交付される)となります。
5. 本試験(学科)~免許取得
教習所卒業から1年以内に、卒業証書と試験料を持参して、住民票のある都道府県の運転免許試験場で本試験を受けます。試験の内容は、適性検査と学科試験を受け、これらに合格したら晴れて免許取得になります。 注:AT教習を受講する方は、第一段階の技能教習が5時限(3日はかかる)になります。
普通車と一緒に免許取得
普通車教習と普通二輪教習の入校資格を満たしている方※は、一度合宿することで両方の教習を受け、免許の同時取得を目指すことができます。多くの場合、同時教習は合宿で行われます。ここでは、相場や最短日数、メリットやデメリットを大まかに紹介します。
相場
学校によって様々な価格設定方法がありますが、3食付プランでは普通車の価格に9万円台追加されることになります。「バイクの免許を合宿で取るメリット」にある二輪教習の相場と比べると、それぞれの車種を個別で受けるよりも安くなります。
最短日数
それぞれの車種がATかMTかにもよりますが、21~27日ほどかかります。ちなみに、教習所卒業後は、本免許試験に合格して一度手続きを受けることで、両方の免許を取得できます。
メリット
・別々の時間で得する際、お金(パック料金で安い)・手間(教習所や免許センターに行く手間)を省くことができます。また、通学で別々に取得すると長い時間がかかりますが、合宿免許では、ほとんどの場合一か月以内に教習所卒業までこぎつけることができます。
・バイクと普通車の運転感覚を両方知ることができます。それぞれの車両の動きを理解することは、様々な車の運転者の気持ちが理解しやすくなり、事故を起こしにくい運転につながります。
デメリット
・バイクと普通車の両方の運転技術を覚えなければならず、技能教習がハードになります。
・3週間を超えるまとまった時間の用意が難しい人には、入校が難しくなります。
「安くて効率的」「まとまった時間と体力がいる」という合宿免許のメリット・デメリットが明らかに出るのが同時教習です。「合宿免許ナビ」では、「同時教習(普通車+普通二輪)プランのある教習所」をまとめていますが、各教習所の特徴を見比べつつ、最適の合宿プランをしっかり見極めて選ぶのがオススメです。
※大半の場合、普通車教習の入校資格を満たせば普通二輪車教習の入校資格も満たしています。
よくある質問
- 評判の良い教習所が知りたいです。
- 「合宿免許ナビ」では、安いだけの教習所だけでなく、雰囲気・セキュリティをはじめとする教習生活の質に力を入れている教習所や、実際にこの面で入校生から好評をいただいている教習所も取り扱っています。 雰囲気や教習生活においてご希望の点がございましたら、フォームまたはオペレーターまでお伝えください。最適な教習所・教習プランを紹介いたします。
- AT限定はありますか?
- はい。ページトップにもある通り、AT限定免許もあります。
「教習所ナビ」では、二輪AT免許教習の合宿プランも取り扱っています。相場の目安として、MT免許教習から5500~11100円ほど割引かれています。ご希望の方は、「教習所ナビ」までお問い合わせください。 - 通学と合宿で迷っています。
- 合宿免許と比較すれば、通学免許は料金が高い場合と同等以下の場合がある一方、卒業までに必要な期間は何倍も長くなります。このことを踏まえて、それぞれの免許の取り方がオススメになる条件をまとめました。「どの項目にどこまで当てはまるか」という切り口で、免許の取り方を考えてみましょう。
合宿免許がオススメな人
・春休み・夏休みの期間内に教習所を卒業したい人
・春休み・夏休み以外でまとまった休み(8~10日ほど)が取れる人
・集中して教習しないと運転感覚がつかめない人
通学免許がオススメな人
・まとまった休みが取れない人
・地元にとても安い二輪の教習所がある人
・教習期間や教習の間隔が延びてもかまわない人 - 原付は運転できますか?
- はい。ページトップにもある通り、原付は運転できます。
普通車と異なり、二輪教習中に原付教習がある教習所はごくわずかです。ご希望の方は、「教習所ナビ」までお問い合わせください。 - 普通二輪と大型二輪では難易度は違いますか?
- はい。大型二輪は車体が大きいため、普通二輪に比べて取り回しやバランスのとり方など操作面で難易度が少し上がります。
所持免許なしでも大型二輪教習を受けられる教習所もありますが、技能教習の難易度は高くなります。運転の身体感覚が大事な二輪の教習では、普通二輪でバイクの運転感覚をつかむことで、技能教習の難易度が下がるといえます。 - 一発で取るのは難しいですか?
- かなり難しいといえます。
一発受験で合格になる確率は、数パーセントと考えられています。というのも、警察庁が取っている「運転免許統計」において、一発受験者※1の数と一発合格者※2の数を計算して合格率を調べた結果、連年10%をきっているのです。
試験を受けなおすまでの時間や手間を含めると、合宿免許に行った方が効率的なケースもありえます。
※1受験者の数から指定教習所卒業者の数・学科試験及び技能試験免除の合格者を除いた数
※2合格者の中から指定自動車教習所卒の合格者・学科試験及び技能試験免除の合格者を除いた数
- 高校生でも取れますか?
- 二輪免許を取れるか、取っていけないという校則に反したらどうなるかは、通っている高校の校則によります。
「教習所ナビ」が取り扱う一部の教習所では、お申し込みの前に通っている高校の名前を確認させていただくことがあります。
その他の取り扱い車種一覧
東北
まつきどらいびんぐすくーる さくらんぼこう
まつきどらいびんぐすくーる むらやまこう
まつきどらいびんぐすくーる やまがたちゅうおうこう
まつきどらいびんぐすくーる ながいこう
まつきどらいびんぐすくーる あかゆこう
まつきどらいびんぐすくーる よねざわまつがさきこう
まつきどらいびんぐすくーる ふくしまいいざかこう
なんこじどうしゃがっこう
関東
おおみやじどうしゃきょうしゅうじょ
ともべじどうしゃがっこう
なすじどうしゃがっこう
かーあかでみーなすこうげん
ひがしあしかがじどうしゃきょうしゅうじょ
かごはらじどうしゃがっこう
ちばまりーな・どらいびんぐすくーる(ごいじどうしゃきょうしゅうじょ)
中部
にいがたせきやじどうしゃがっこう
まつきどらいびんぐすくーる にいがたにししばたこう
つばめちゅうおうじどうしゃがっこう
むいかまちじどうしゃがっこう
あおいどらいびんぐすくーるかつやまこう
ちゅうのうじどうしゃがっこう
はいなんじどうしゃがっこう
そうごうじどうしゃがっこう
しずおかきくがわじどうしゃがっこう
しずおかけんせいぶじどうしゃがっこう
うえじじどうしゃがっこう
にしおじどうしゃがっこう
関西
どらいびんぐ・すくーる かいなん
中国
さんいんちゅうおうじどうしゃがっこう
びなんじどうしゃがっこう
たけはらじどうしゃがっこう
四国
あほくどらいびんぐすくーる(あほくじどうしゃきょうしゅうじょ)
とくしまわきまちじどうしゃがっこう
とくしまかいふじどうしゃがっこう
こうちけ・あきじどうしゃがっこう
こうちけ・こうちけんじどうしゃがっこう
九州
いまりじどうしゃがっこう
きょうりつじどうしゃがっこう ひのこう
きょうりつじどうしゃがっこう おおのこう
きょうりつじどうしゃがっこう えむかえこう