普通車の合宿免許

2024/07/19

普通免許とは

普通免許とは、道路交通法上で車両総重量3.5t未満・最大積載量2t未満・乗車定員11人未満の自動車の運転ができる免許証です。他には原動付自転車や小型特殊車(小型の農業用トラクター・フォークリフトなど※)を公道で運転することができます。

これらの大きさに当てはまれば、軽自動車から大型のバンまで運転することができますので、通勤・買い物などの日常生活やちょっとした遠出に使える車を運転したい方は、普通自動車が運転できるようになれば問題はありません。しかし、 2トントラック以上の車両の運転をする場合は準中型免許以上の運転免許が必要です。

車体に付属する機器は別途講習が必要になることがあります。

規定教習時間/スケジュール

年齢 18歳以上
免許経歴 必要なし
視力 両眼で0.7以上、かつ片眼で0.3以上。
片眼の視力が0.3に満たない場合は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上。
色別 赤色・青色・黄色の識別ができる
聴力 両耳の聴力が10mの距離で90dbの音が聞こえる ※聴覚に障がいをお持ちの方は事前に要相談

警視庁ホームページ(適性試験の合格基準)

合宿免許のメリット

①シーズンにより安く取得ができる

合宿免許は、期間により通学免許より格安で免許を取ることができます。

普通車AT・シングル・3食付の相場は、一番安いシーズン(閑散期)で税込25万円くらい、一番高いシーズンでは税込36万円くらいになります。さらに、教習所では食事なしでさらに安いプランを用意するところ、閑散期でさらに安くなるキャンペーンを行うところもあります。これらの料金は、宿泊料金のほか、一部のプランでは交通費や食費なども込みになっているのも嬉しいポイントです。

②早く・効率的に取得ができる

合宿免許では、普通車のMT免許なら最短15泊16日、AT限定免許なら最短13泊14日で教習所を卒業することができます。

ここまで合宿免許が短くなる理由は、一日に受講可能な教習時間の数に従って効率的にコマを入れているからです。この仕組みのおかげで、通学免許のように教習の予約が取れずに予定が延びることがなくなるだけでなく、集中して勉強ができるので内容を忘れにくくなるというメリットもあるのです。

通学免許のメリット

①年間を通して料金が安定している

通学免許は年間を通して料金が一定であることが強みです。

合宿免許ではシーズンごとに料金が異なり、安くなるシーズンはお得に入校できますが、繁忙期シーズンでは通学よりも料金が高くなります。通学ではいつお申込みをしても通年で料金が一定なため、お申込時期を料金で左右されることがありません。

②私用と両立ができる

通学では都度予約を取り家から通うことになるため、学校や仕事などの用事と両立することができます。

合宿では短期間で終了できるのがメリットですが、その期間は教習以外の予定を入れる事ができません。通学では期間が長くなりがちですが、急いでいない方におすすめです。